- 2005年4月27日 14:00
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- カテゴリ : マンガ・アニメレビュー
精神科編も佳境に入ってきた。
今までに増して、問題提起が強い巻だと思う。
考えさせられる、重たい内容でありながらも、あっという間に読み終わってしまった。
ストーリーはすんなり入りやすく、よくできていると思う。
小学校を襲った殺人犯。表向きには精神障害者ということになっていて、マスコミもそのように取り上げた。
世間の動きは、精神病患者は犯罪を犯す率が高いとか精神病患者はおかしい・・・というような風向きになってきていたが、発言に不審な点もあり、本当は殺人犯は、精神障害者じゃないかもしれない可能性が出てきた。
行政もひっくるめて、その男を措置入院させ、精神障害者に仕立て上げたかもしれない。
男はそれを利用し、精神障害者は”きちがい”だから、人を殺しても許される・・・と殺人に及んだ可能性がある。
伊勢谷は新聞記者の門脇にそのことを話し、門脇もその事実を報道しようとするが、圧倒的な圧力の前に屈するしかない。
それに憤りを感じる斉藤は伊勢谷に詰め寄るが、伊勢谷は、「大きな力の前ではどうすることも出来ない。自分はただ淡々と患者を治療し、退院させるだけだ。」と言う。
マスコミ、行政、精神障害者に対する偏見・・・色々な問題が詰め込まれている。
イヤでも考えさせられることがたくさんある。
普段何気なく過ごしていると、スルーしがちな問題だけれど、エンターテイメントとしてのマンガのストーリーを楽しみつつ、これらの問題を考えるよいきっかけになるのではないだろうか?
- 新 : 名探偵測定試験。
- 古 : 名探偵コナン49巻。







